岩嵜翔の現在は?160キロの剛腕と右肘の復活、年俸・家族・2026年成績を徹底解説
岩嵜翔(いわさき・しょう)投手は、福岡ソフトバンクホークス、中日ドラゴンズを経て、オリックス・バファローズでプレーする右腕です。2017年にはソフトバンクのセットアッパーとして最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得。右肘の手術と長期リハビリを乗り越え、2025年には自己最速の160キロを記録するなど、再び注目を集めました。
一方、2026年シーズンは前年から成績が変化しています。NPBの年度別成績、各球団の公式発表、年俸情報を整理すると、岩嵜翔の現在地だけでなく、度重なる故障からの復帰やトレードの背景、結婚・妻・子供に関する公表情報まで見えてきます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の所属:2025年5月30日の金銭トレードでオリックスに加入し、背番号40を着用。
- 球速と復活:2025年8月7日に自己最速160キロを記録。右肘の手術を乗り越え、再び一軍で存在感を示した。
- 2026年の成績:23試合に登板し、防御率6.97。前年の好成績から課題が残るシーズンとなった。
【2026年最新】岩嵜翔の現在はオリックスでプレー、今季成績は?
2026年10月現在、岩嵜翔はオリックス・バファローズに所属しています。1989年10月21日生まれで、2026年10月21日に37歳となりました。背番号は40。長年にわたってプロのマウンドを経験してきたベテラン救援投手です。
NPB公式サイトに掲載された2026年度の最終成績は、23試合登板、0勝3敗、2ホールド、防御率6.97。投球回は20回2/3、奪三振13、与四球14、被本塁打3でした。
- 登板数:23試合
- 勝敗:0勝3敗
- ホールド:2
- 投球回:20回2/3
- 奪三振:13
- 与四球:14
- 防御率:6.97
数字を読み解くうえで注目したいのは、与四球14に対して奪三振が13にとどまった点です。奪三振と与四球の比率を示すK/BBは0.93で、打者を三振に仕留める力に対し、走者を出さずにアウトを積み重ねる部分には改善の余地が残りました。
2025年にはオリックス移籍後だけで37試合に登板し、防御率2.12を記録しています。それだけに、2026年の成績は前年の安定感と対照的です。ただし、防御率や四球数だけで故障の再発を断定することはできません。右肘の状態を判断するには、球団からの発表や登録情報など、成績以外の情報も必要です。
2026年の岩嵜翔を評価する際は、過去の実績や最速160キロという数字だけでなく、現在の登板内容と制球力を分けて見ることが大切です。
【プロフィール・経歴】ソフトバンク、中日、オリックスで歩んだキャリア
岩嵜翔は千葉県船橋市出身。市立船橋高校から2007年の高校生ドラフト1巡目で福岡ソフトバンクホークスに入団しました。2008年に一軍デビューを果たし、プロ1年目から一軍の試合に登板しています。
キャリアの大きな転換点は2017年です。救援投手として72試合に登板し、防御率1.99、40ホールドを記録。最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得し、ソフトバンクの強力な救援陣を支えました。その後は右肘の手術による長期離脱を経験し、中日への移籍、育成契約、支配下復帰を経てオリックスへと活躍の場を移しています。
主な経歴を時系列で整理すると、次のとおりです。
| 時期 | 出来事 | 主なポイント |
|---|---|---|
| 2007年 | ソフトバンクがドラフト1巡目で指名 | 市立船橋高校からプロ入り |
| 2008年 | 一軍デビュー | プロ1年目から一軍登板 |
| 2017年 | 最優秀中継ぎ投手を獲得 | 72試合登板、防御率1.99、40ホールド |
| 2018年 | 右肘の手術を受ける | 長期リハビリに入る |
| 2021年オフ | 中日に移籍 | 又吉克樹のFA移籍に伴う人的補償 |
| 2022年 | 右肘のトミー・ジョン手術 | 2023年から育成契約となり、リハビリを継続 |
| 2024年6月 | 支配下登録に復帰 | 一軍復帰に向けて再出発 |
| 2025年5月30日 | オリックスへ金銭トレード | 背番号40で新天地へ |
| 2025年8月7日 | 自己最速160キロを記録 | オリックス移籍後に速球で注目を集める |
| 2026年 | オリックスで23試合に登板 | 防御率6.97、2ホールド |
岩嵜翔のキャリアを特徴づけるのは、単に所属球団が3つあることではありません。タイトルを獲得した全盛期、手術による長期離脱、育成契約からの復帰、そして移籍後の再浮上と、救援投手としての立場が何度も変化してきた点です。
通算成績も、単年の好不調とは異なる評価軸になります。NPB公式の2026年シーズン終了時点の記録では、通算385試合登板、35勝37敗、11セーブ、115ホールド、防御率3.59。長いキャリアを通じて救援を中心に積み上げてきた実績が表れています。
【球速160キロ】岩嵜翔の剛速球とフォークが再び注目された理由
岩嵜翔の大きな武器は、力のあるストレートと落差の大きいフォークです。ストレートで打者を押し込み、フォークで空振りを奪う投球スタイルは、全盛期からの持ち味として知られています。
2025年8月7日には、オリックスでの登板中に自己最速となる160キロを記録しました。これはスポーツナビなどの選手情報でも紹介されている記録です。右肘の手術を経験し、長期のリハビリを経た投手が、再び160キロの速球を投げたことは大きな注目を集めました。
ただし、最速160キロという記録と、シーズンを通して安定した成績を残せるかどうかは別の問題です。救援投手の評価では、最高球速だけでなく、平均球速、ストライク率、与四球、空振りを奪う割合、登板間隔なども重要になります。
実際、2025年のオリックス移籍後は37試合に登板し、4勝1敗、16ホールド、防御率2.12という成績を残しました。チームの救援陣で役割を果たしたことは、単に速い球を投げたという記録以上に評価すべき点です。
一方、2026年は防御率6.97、与四球14という数字が残りました。2025年に速球の威力と結果を両立させた岩嵜翔が、再び安定した投球を取り戻せるかどうか。その判断には、球速の維持に加え、制球や変化球を含めた投球全体の改善が焦点になります。
【右肘の怪我とリハビリ】2度の手術を乗り越えた復帰までの道のり
岩嵜翔のキャリアを語るうえで避けられないのが、右肘の故障です。2018年は開幕直後に右肘の違和感で離脱。同年4月に遊離軟骨除去手術を受けましたが、実戦復帰後も状態が思うように上がらず、10月には右肘の関節形成術を受けています。
2019年には約10か月ぶりとなる実戦登板を経験しました。しかし、一軍登板は2試合にとどまり、完全復活には時間がかかりました。2020年には救援陣の一角として起用され、シーズン終盤には再び好投を見せるなど、復調の兆しも表れています。
ところが、中日移籍後の2022年にも右肘の故障に苦しみました。同年9月にはトミー・ジョン手術を受け、2023年は育成契約でリハビリを継続。2024年6月に支配下登録へ復帰し、再び一軍での登板を目指す段階に進みました。
トミー・ジョン手術は、損傷した肘の内側側副靱帯を再建する手術です。投手の場合、復帰までに長いリハビリ期間を要することがあり、手術が成功しても、以前と同じ球速や制球力がすぐに戻るとは限りません。投球動作を再構築し、実戦で負荷に耐えられる状態を目指す必要があります。
岩嵜翔の場合、2025年に自己最速160キロを記録し、オリックス移籍後に37試合へ登板したことは、復帰後の大きな成果でした。ただし、2026年の成績が振るわなかった理由を、右肘の再故障だけに求めることはできません。制球、球種の精度、打者との相性など、複数の要因を区別して評価する必要があります。
故障歴のある投手にとって、復活は一度の好成績で完結するものではありません。球速が戻ること、試合でアウトを取れること、そしてシーズンを通して登板を重ねられること。それぞれを積み重ねてこそ、安定した復活と評価できます。
【トレードの理由と経緯】ソフトバンクから中日、そしてオリックスへ
岩嵜翔の移籍には、異なる2つの経緯があります。最初は2021年オフの中日移籍、次が2025年5月のオリックス移籍です。どちらも同じ「トレード」として扱うと、背景を誤解しやすいため注意が必要です。
2021年オフ:又吉克樹のFA移籍に伴う人的補償
岩嵜翔は、ソフトバンクへFA移籍した又吉克樹投手の人的補償として中日に移りました。通常の交換トレードとは異なり、FAで選手を獲得した球団が定められた条件のもとで選手を獲得できる制度に基づく移籍です。
中日加入後は右肘の故障に見舞われ、2022年の手術、2023年の育成契約と、厳しい時期が続きました。2024年6月に支配下登録へ戻り、2025年4月1日の巨人戦では中日移籍後初勝利を挙げています。復帰までの時間を考えれば、本人にとっても大きな節目だったといえます。
2025年5月30日:オリックスへの金銭トレード
中日とオリックスは2025年5月30日、岩嵜翔の金銭トレードに合意したとそれぞれの球団公式サイトで発表しました。オリックスは同投手を獲得し、背番号40を用意。ソフトバンク以来となるパ・リーグでのプレーが始まりました。
移籍の公式発表では金銭トレードであることが示されていますが、両球団の編成上の判断について、詳細な理由がすべて公表されたわけではありません。そのため、特定の球団事情だけを移籍理由として断定するのは適切ではありません。
結果を見ると、移籍後の岩嵜翔は37試合に登板し、防御率2.12、16ホールドを記録。自己最速160キロもマークしました。少なくとも2025年の実績は、オリックスが救援投手として起用した岩嵜翔が、期待に応える働きを見せたことを示しています。
一方、2026年は防御率6.97と苦戦しました。移籍による環境の変化だけでなく、投球内容やシーズンごとの状態を見ながら評価することが、岩嵜翔の現在を正しく理解するポイントです。
【年俸推移】最高1億3000万円から2026年6500万円へ
岩嵜翔の年俸は、ソフトバンク時代の活躍を背景に上昇し、右肘の故障と長期離脱を経て大きく変化しました。週刊ベースボールONLINEが掲載する推定年俸情報をもとにすると、2018年には1億3000万円に達し、その後は成績や故障の影響を受けながら推移しています。
主な年俸の変化は次のとおりです。金額は推定年俸であり、出来高などを含む実際の受取額とは異なる場合があります。
- 2008年:700万円。ソフトバンク入団時。
- 2013年:2800万円。
- 2015年:4400万円。
- 2017年:6200万円。最優秀中継ぎ投手を獲得したシーズン。
- 2018年:1億3000万円。キャリアの中で大きな節目となる水準。
- 2019年:9500万円。
- 2020年:7500万円。
- 2021~2022年:6800万円。
- 2023~2025年:2800万円。中日時代の推定年俸。
- 2026年:6500万円。オリックス所属時の推定年俸。
年俸の推移からは、2017年のタイトル獲得後に評価が大きく上がった一方、右肘の手術と長期リハビリによって厳しい時期を経験したことが読み取れます。
2023年からの育成契約は、一軍での出場機会や選手としての契約条件が変わった時期に当たります。2024年に支配下復帰を果たし、2025年にはオリックスで結果を残したことで、2026年の推定年俸は6500万円となっています。
ただし、年俸だけを選手の価値を測る尺度にするのは早計です。岩嵜翔のように手術とリハビリを経験した投手では、登板数、ホールド、防御率、球速、シーズンを通した稼働状況を合わせて見る必要があります。2025年の好成績と2026年の苦戦を比較すると、評価は前年の実績だけで固定できないことが分かります。
【結婚・妻・子供】岩嵜翔の家族について公表されている情報
岩嵜翔は2019年のシーズンオフに、一般女性と結婚したことを公表しています。結婚相手は芸能活動を行う人物ではなく、一般女性として紹介されています。妻の氏名や職業、詳しいプロフィールなど、プライベートに関する情報は広く公表されていません。
子供については、2020年8月27日に第1子となる女児が誕生したことを球団が発表しています。公表情報から確認できるのは、娘が1人いるという点です。娘の名前や顔写真、学校など、生活に関する詳細は公表されていません。
2026年10月時点では、娘は6歳になっています。ただし、家族の近況について継続的に発信されているわけではなく、日常生活や子育ての具体的な様子を断定できる情報は限られています。
プロ野球選手の結婚や子供について検索する際は、球団発表や信頼できる報道で明らかになった内容と、出所が不明なネット上の噂を分けて考えることが大切です。岩嵜翔については、2019年の結婚公表と2020年の第1子誕生が、家族に関する主な公表情報です。
【岩嵜翔】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:岩嵜翔は2026年現在、どこの球団に所属していますか? A1:オリックス・バファローズです。2025年5月30日に中日ドラゴンズから金銭トレードで加入し、背番号40を着用しています。
Q2:岩嵜翔は本当に160キロを投げたのですか? A2:はい。2025年8月7日に自己最速の160キロを記録しています。ただし、最速球速とシーズンを通した安定感は別の指標であり、2026年は防御率6.97という成績でした。
Q3:岩嵜翔は結婚していますか?子供はいますか? A3:2019年のシーズンオフに一般女性との結婚を公表しています。また、2020年8月27日に第1子となる女児が誕生したことが球団から発表されています。妻や娘の詳しいプロフィールは公表されていません。
まとめ:【プロの結論】今後は球速だけでなく投球の再現性に注目
岩嵜翔は、ソフトバンクで最優秀中継ぎ投手に輝いた実績を持ち、右肘の手術と長期リハビリを経て、中日、オリックスと新たな環境で挑戦を続けてきた投手です。2025年にはオリックス移籍後37試合に登板して防御率2.12を記録し、自己最速160キロもマークしました。
しかし、2026年の最終成績は23試合登板、防御率6.97。前年と比較すると、安定した救援投手としての役割を果たすうえで課題が残りました。今後の評価では、最速球速だけでなく、制球力、フォークの精度、奪三振と与四球のバランス、連投を含む登板状況を確認する必要があります。
岩嵜翔のキャリアから見えてくるのは、投手の復活を一つの数字だけで判断できないということです。160キロを投げる力があっても、試合で安定してアウトを取れるかどうかは別問題です。反対に、単年の防御率が悪化したからといって、それだけで過去の実績や復帰後の価値が失われるわけでもありません。
2027年以降の注目点は、右肘の状態に関する新たな公式発表の有無に加え、球速と制球を両立できるか、一軍の救援陣で継続的な役割を担えるかという点です。ソフトバンク時代のタイトル獲得から160キロの記録まで、波のあるキャリアを歩んできた岩嵜翔。その次の評価を決めるのは、過去の名声ではなく、これから積み重ねる登板内容と結果です。 (出典: 岩 嵜 翔(Yahoo!ニュース))