ト トレンド・ラボ
地球一周は何キロ?赤道と極回りの距離差67km、徒歩・新幹線・飛行機の時間を徹底解説

地球一周は何キロ?赤道と極回りの距離差67km、徒歩・新幹線・飛行機の時間を徹底解説

地球一周は何キロ?赤道と極回りの距離差67km、徒歩・新幹線・飛行機の時間を徹底解説
地球一周は何キロ?赤道と極回りの距離差67km、徒歩・新幹線・飛行機の時間を徹底解説
@ creator • クリックで動画再生
🎵 地球一周は何キロ?赤道と極回りの距離差67km、徒歩・新幹線・飛行機の時間を徹底解説

地球一周は何キロメートルあるのでしょうか。一般的な答えは約4万kmですが、実は地球をどの方向に一周するかによって距離が変わります。赤道に沿った一周は約40,075km、北極と南極を通る子午線に沿った一周は約40,008kmです。その差は約67kmにもなります。

この違いを生むのは、地球が完全な球体ではなく、赤道付近がわずかに膨らんだ形をしているためです。さらに、地球一周にかかる時間を徒歩・新幹線・飛行機で比較すると、地球の大きさをより具体的にイメージできます。2026年の世界一周クルーズの航路例や、地球一周の距離を測定してきた歴史、メートルという単位の由来まで、数字の根拠とともに解説します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 地球一周の距離:赤道回りは約40,075km、子午線回りは約40,008kmで、約67kmの差がある。
  • 距離が違う理由:地球は自転の影響で赤道付近が膨らんだ回転楕円体に近い形をしている。
  • 一周にかかる時間:徒歩なら単純計算で約1,000〜1,335日、新幹線なら最高速度を維持する仮定で約141時間、飛行機なら巡航速度による単純計算で約45〜47時間となる。

【結論】地球一周は何キロ?赤道回りと子午線回りの違い

地球一周何キロ
【画像】地球 一周 何 キロ 関連ショット

地球一周の距離は、一般的には約40,000kmと覚えておけば十分です。ただし、精密な数値を知りたい場合は、赤道に沿って一周するのか、北極と南極を通る経路で一周するのかを区別する必要があります。

NASAの地球ファクトシートが示す地球の赤道半径は6,378.137km、極半径は6,356.752kmです。この半径の違いが、赤道回りと子午線回りの一周距離の差につながっています。

比較項目距離・数値特徴
地球一周の概算約40,000km一般的な説明や暗算に使いやすい数字
赤道一周約40,075km地球の赤道に沿った一周
子午線一周約40,008km北極と南極を通る経線に沿った一周
赤道回りと子午線回りの差約67km地球が赤道方向に膨らんでいるため
赤道半径約6,378.137km赤道方向の地球の半径
極半径約6,356.752km地球の中心から北極・南極までの半径

赤道一周の約40,075kmは、赤道半径に円周率の2倍を掛けることで求められます。一方、子午線一周は、地球を南北に通る断面が楕円形になることを考慮して計算します。そのため、単純に赤道半径を使って円周を求める方法では正確な値になりません。

なお、子午線は地球上の北極と南極を結ぶ経線です。北極から南極までの距離だけではなく、その経線に沿って地球を一周する閉じた経路を考える点がポイントです。

普段の会話や学校の学習では「地球一周は約4万km」と覚えて問題ありません。地理や測地学など、より正確な数値を扱う場面では、どの経路を基準にしているのかを確認すると誤解を防げます。

【なぜ67km違う?】地球が完全な球体ではない理由

地球一周何キロ
【画像】地球 一周 何 キロ 関連ショット

赤道回りと子午線回りで約67kmの差が生じる理由は、地球が完全な球体ではないことにあります。地球は見た目には丸い惑星ですが、厳密には赤道付近が膨らみ、北極と南極の方向がわずかに短くなった形をしています。

この形は「回転楕円体」と呼ばれます。地球の自転に伴う遠心効果などによって赤道付近が膨らんでおり、赤道半径は極半径より約21.4km大きくなっています。

ここで注意したいのは、半径の差が約21kmだからといって、一周の距離差も約21kmになるわけではないという点です。赤道回りと子午線回りでは、円周と楕円周という異なる形状の長さを比較するため、一周の差は約67kmになります。

この約67kmは、赤道一周の距離に対して約0.17%です。割合にすると非常に小さいものの、地球全体という大きな尺度で考えると、東京から静岡付近までの直線距離に近い規模の差になります。あくまで距離感をつかむための例えですが、地球の形状による違いが小さくないことがわかります。

また、地球の形を「少しつぶれた球」と説明するのは便利ですが、それだけで完全に表現できるわけではありません。米国海洋大気庁(NOAA)は、地球を不規則な形状を持つ楕円体として説明しています。山脈や海溝、重力の地域差、プレート運動なども、実際の地表や海面の形状に影響を与えます。

精密な測量では、単純な球体モデルではなく、計算の基準となる地球楕円体や、重力の影響を反映したジオイドなどを使い分けます。つまり「地球一周は何キロか」という問いには、用途に応じて適切な地球のモデルを選ぶという科学的な背景があります。

【時間を徹底比較】徒歩・新幹線・飛行機で地球一周すると何日かかる?

地球一周何キロ
【画像】地球 一周 何 キロ 関連ショット

約4万kmという距離は、数字だけではなかなか実感できません。そこで、赤道一周の約40,075kmを基準に、徒歩・新幹線・飛行機で移動した場合の時間を計算してみます。

以下は、それぞれの移動速度を一定と仮定した比較です。実際に地球を一周する場合には、海洋や陸地の配置、運行経路、乗り換え、休憩などの条件が加わるため、計算結果と実際の所要時間は異なります。

移動手段計算条件単純計算による所要時間実際に考慮すべき点
徒歩1日30〜40km歩く約1,002〜1,336日休養日、海上移動、通行可能な道、国境など
新幹線時速285kmで連続走行約141時間、約5.9日地球を一周する線路はなく、実際の平均速度も最高速度とは異なる
飛行機巡航速度を時速850〜900kmと仮定約45〜47時間飛行経路、乗り継ぎ、空港での待ち時間、風の影響など
世界一周クルーズ2026年の公表航路例を参照約114〜119日寄港地、観光、航路、出発・到着港によって変わる

徒歩の場合、1日30kmなら約1,336日、1日40kmなら約1,002日です。休みなく歩き続けるという仮定でも、約2年9か月から約3年8か月かかる計算になります。

ただし、これは40,075kmをすべて歩けると仮定した算術上の比較です。地球には海があるため、実際には船などによる移動が必要です。陸路の迂回や休養日も含めれば、徒歩を主体とする世界一周はさらに長期化します。

新幹線については、JR東海が公表する東海道新幹線の最高速度285km/hを使用しました。40,075kmをこの速度で割ると約140.6時間、つまり約5日21時間です。ただし、これは最高速度を一度も落とさず走り続けるという仮定であり、現実の旅行計画には使えません。

飛行機は、巡航速度を時速850〜900kmと仮定すると、約45〜47時間の飛行に相当します。地球一周の距離を直線的に割った目安であり、実際の航空路は赤道に沿うとは限りません。乗り継ぎや空港での待ち時間まで含めると、旅程全体はさらに長くなります。

この比較でわかるのは、同じ約4万kmでも、移動手段によって必要な時間の桁が大きく変わることです。一方で、速度だけを使った計算はあくまで目安です。実際の旅行を考えるなら、距離だけでなく、利用できる交通網や移動の制約も考慮する必要があります。

【世界一周クルーズ】地球一周の距離と日数はどれくらい?

世界一周クルーズは、地球の大きさを体感できる移動手段の一つです。ただし、船が赤道に沿って地球を一周するわけではありません。各地の港に立ち寄り、観光地を巡りながら航行するため、航路の総距離は地球の円周より長くなることがあります。

2026年の世界一周クルーズについて、運航会社が公表した航路を見てみましょう。

プリンセス・クルーズが発表した2026年の世界一周クルーズは、114日間の航海で、52の寄港地と28か国を訪れる計画でした。航行距離は3万5,000海里超とされており、1海里を1.852kmとして換算すると、約64,820kmを超える距離に相当します。

MSCクルーズが発表した2026年の世界一周クルーズも、119日間で47の目的地を巡る航路でした。公表された航行距離は3万6,000海里で、キロメートルに換算すると約66,672kmです。

これらの数値は、地球の円周が約4万kmであることと矛盾しません。赤道一周の距離は、地球を一周する特定の線に沿った長さです。一方、クルーズの航行距離には、寄港地へ向かう移動や各地域を巡る航路が含まれます。比較している経路そのものが異なるのです。

また、世界一周クルーズの日数には、船の航行時間だけでなく、寄港地での滞在や観光なども関係します。短期間で地球の円周に相当する距離を移動することと、世界各地を巡りながら一周することは、同じではありません。

世界一周クルーズを検討する際は、航行距離だけでなく、寄港地の数、滞在時間、出発港と到着港、全体の日数を合わせて比較するのが適切です。2026年の公表例でも、114日と119日というように、航路によって旅程は異なっています。

【測定の歴史】地球一周の距離はどうやって測った?メートルの由来も解説

地球一周の距離は、現代の衛星技術が登場する前から、人類が知ろうとしてきた数値です。地球の中心まで穴を掘ったり、惑星全体を直接測ったりする必要はありません。地表の限られた地点で得られる角度や距離を組み合わせれば、地球全体の大きさを推定できます。

代表的な人物が、紀元前3世紀ごろに活動したギリシャの学者エラトステネスです。NOAAの測地学の歴史解説などによると、エラトステネスは、エジプトのシエネ(現在のアスワン)とアレクサンドリアで、夏至の正午に太陽がつくる影の違いに着目しました。

シエネでは太陽がほぼ真上に来て井戸の底まで光が届く一方、同じ時刻のアレクサンドリアでは柱などに影ができます。この角度の違いと2地点間の距離がわかれば、地球の中心から見た2地点の角度を推定できます。地球全体の360度がその角度の何倍に当たるかを計算することで、円周を求める方法です。

エラトステネスの計算は、当時の測定方法や距離単位の不確かさを含んでいたものの、地球の大きさを幾何学的に推定する優れた方法でした。現代の測地学は、このような幾何学の考え方を、より高精度な測量や衛星観測へと発展させています。

現在では、衛星測位システム(GNSS)、衛星による測地観測、地上での精密測量、重力場の観測などが利用されています。地球を単純な球体とみなすのではなく、基準となる楕円体や実際の重力の状態を組み合わせることで、位置や距離を高い精度で求めます。

地球一周の距離と関係が深いのが、長さの単位「メートル」の歴史です。1791年、フランスでは北極から赤道までの子午線の距離の1,000万分の1をメートルの基準とする考え方が採用されました。子午線の4分の1を約1,000万mと考えれば、地球一周はおよそ4,000万m、すなわち約40,000kmという関係になります。

ただし、これはメートルの歴史的な定義です。現在のメートルは、地球の大きさを直接の基準としていません。国際度量衡局(BIPM)が示す国際単位系では、真空中の光の速さを毎秒299,792,458mと定め、光が真空中を進む距離と時間によって1mを定義しています。

つまり、地球の大きさをもとに生まれたメートルは、現在では物理定数を基準とする単位へと進化しました。地球一周が約4万kmという数字には、地球を測る科学の歴史と、世界共通の単位を作ろうとした歴史の両方が結びついています。

【地球の自転速度】赤道では時速何キロで動いている?

地球一周の距離を考えるとき、もう一つ興味深いのが自転速度です。地球は約1日で自転しており、地表の地点は地球の回転軸を中心に円を描いて動いています。その移動速度は、緯度によって変わります。

NASAの解説では、赤道付近の自転による速度は時速約1,700kmとされています。赤道一周の約40,075kmを約24時間で割った概算でも、時速約1,670kmになります。より正確に恒星を基準とした自転周期を使うと、赤道上の速度は時速約1,674kmです。

東海道新幹線の最高速度285km/hと比較すると、赤道上の自転速度はその約5.9倍に相当します。新幹線の最高速度を大幅に上回る速さで地表が動いている計算です。

ただし、ここでいう速度は、地球の回転軸を基準にした地表の移動速度です。地面に立っている人が、自転によって風を切る感覚を覚えないのは、私たちも大気も地表と一緒に動いているためです。自転速度が大きいこと自体が、地上で強い風を生み出すわけではありません。

また、地球の自転速度は緯度によって異なります。赤道では回転による円周が最も大きくなるため速く、極に近づくほど円周が小さくなります。北極点や南極点では、地表の地点が回転軸上にあるため、自転による円周方向の移動速度はゼロです。

この自転は、地球の形にも関係しています。赤道付近が膨らんだ形になっているのは、自転に伴う遠心効果などが影響しているためです。地球の一周距離、自転速度、赤道方向の膨らみは、それぞれ独立した話ではなく、互いにつながっています。

【プロの結論】地球一周の数字を正しく理解する3つのポイント

地球一周について調べる際に大切なのは、約4万kmという数字を暗記することだけではありません。距離の定義、地球の形状、実際の移動条件を分けて考えると、さまざまな疑問に正しく答えられるようになります。

1つ目は、地球一周の距離には基準となる経路があることです。赤道回りは約40,075km、子午線回りは約40,008kmです。「地球一周」とだけ書かれた数値を比較する場合は、何を基準にした距離なのかを確認する必要があります。

2つ目は、地球の形状が計算結果に影響することです。地球は完全な球体ではなく、赤道付近が膨らんだ回転楕円体に近い形をしています。精密な距離を求める場合は、半径や楕円体のモデルを考慮しなければなりません。

3つ目は、距離と移動時間を混同しないことです。速度だけで割れば徒歩や新幹線、飛行機の所要時間を概算できます。しかし、実際の移動には休憩、運行経路、海上移動、乗り換えなどが関係します。計算上の時間と現実の旅行日数は、分けて考えることが大切です。

これらの基準を理解しておけば、地球一周の距離だけでなく、世界一周旅行の計画や地球の自転に関する疑問にも、数字の根拠を踏まえて向き合えます。

【地球一周何キロ】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:地球一周は正確には何キロメートルですか?
A1:赤道に沿った一周は約40,075.017km、北極と南極を通る子午線に沿った一周は約40,007.863kmです。一般的には、端数を丸めてそれぞれ約40,075km、約40,008kmと表記します。

Q2:地球一周を徒歩ですると何日かかりますか?
A2:1日30km歩くと約1,336日、1日40km歩くと約1,002日かかる計算です。ただし、これは約40,075kmを一定のペースで歩くと仮定した単純計算です。実際には海を渡る必要があり、休養日や迂回路もあるため、旅程全体はさらに長くなります。

Q3:地球一周の距離は、なぜ赤道回りのほうが長いのですか?
A3:地球が完全な球体ではなく、赤道付近が膨らんだ形をしているためです。赤道半径は約6,378.137km、極半径は約6,356.752kmで、この形状の違いによって赤道一周と子午線一周には約67kmの差が生まれます。

まとめ:地球一周は約4万km、距離と時間は基準を分けて考えよう

地球一周は何キロかという疑問に対する基本の答えは、約40,000kmです。より詳しく見ると、赤道に沿った一周は約40,075km、北極と南極を通る子午線に沿った一周は約40,008kmで、約67kmの差があります。

この違いは、地球が完全な球体ではなく、赤道付近が膨らんだ形をしていることに由来します。また、地球一周を徒歩で移動すれば単純計算で約1,000〜1,335日、新幹線なら最高速度を維持する仮定で約141時間、飛行機なら巡航速度による計算で約45〜47時間に相当します。ただし、実際の所要時間は移動経路や交通手段の制約によって変わります。

2026年の世界一周クルーズの公表例では、航路の総距離が約6万kmを超えるものもあります。寄港地を巡る航路と、赤道や子午線に沿って測る地球一周の距離は、同じ基準ではないことも押さえておきたいポイントです。

約4万kmという数字の背景には、エラトステネスによる古代の測定から、現代の衛星測位や測地学、そしてメートルの定義の変遷まで、長い科学の歴史があります。数字を覚えるだけでなく、どの経路を測ったのか、どんな条件で時間を計算したのかを理解することが、地球の大きさを正しく捉える近道です。 (出典: 地球 一周 何 キロ(Yahoo!ニュース))

関連フォトギャラリー

地球一周何キロ

地球一周何キロ

地球一周何キロ

地球一周何キロ

この記事をシェアする:
山崎 莉乃 (Rino Yamazaki)

山崎 莉乃 (Rino Yamazaki)

トレンドリサーチャー

Webメディアの編集およびコンテンツ作成に従事。正確で質の高い情報発信を心掛けています。

この著者の記事一覧を見る

あわせて読みたい記事