ト トレンド・ラボ
オリンピック閉会式2021を総整理!東京大会の流れ・演出・評判とIOC規定を徹底解説

オリンピック閉会式2021を総整理!東京大会の流れ・演出・評判とIOC規定を徹底解説

オリンピック閉会式2021を総整理!東京大会の流れ・演出・評判とIOC規定を徹底解説
オリンピック閉会式2021を総整理!東京大会の流れ・演出・評判とIOC規定を徹底解説
@ creator • クリックで動画再生
🎵 オリンピック閉会式2021を総整理!東京大会の流れ・演出・評判とIOC規定を徹底解説

2021年8月8日、東京2020オリンピックの閉会式が国立競技場で開催され、約2週間にわたるスポーツの祭典が幕を閉じました。当初は2020年に予定されていた大会が新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期され、原則として無観客で実施された異例のオリンピックです。閉会式のテーマは「Worlds We Share(私たちが共有する世界)」。選手たちの入場、マラソンの表彰式、次回開催都市パリへの五輪旗の引き継ぎ、聖火の消灯などが行われました。

2026年現在、2021年のオリンピック閉会式を振り返るうえで押さえたいのは、華やかな演出だけではありません。閉会式には、開催大会を正式に締めくくり、オリンピックの伝統を次の開催都市へ引き継ぐという役割があります。さらに、式典の進行や内容はオリンピック憲章とIOC(国際オリンピック委員会)のプロトコルに基づいて構成されています。東京大会の実際のプログラムをたどりながら、開会式や表彰式との違い、演出に対する評価、式典を支えるルールまで整理します。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 開催日と場所:2021年8月8日、東京・国立競技場で開催。大会名は「東京2020」のまま維持された。
  • 演出の見どころ:「Worlds We Share」をテーマに、選手の入場、男女マラソンの表彰、パリへの五輪旗引き継ぎ、聖火の消灯などが行われた。
  • 式典のルール:オリンピック憲章により、開会式・閉会式はIOCプロトコル・ガイドに従い、プログラムなどについて事前承認を受ける必要がある。

【開催日と背景】東京2020オリンピック閉会式はいつ、なぜ2021年に行われた?

オリンピック閉会式 2021
【画像】オリンピック 閉会式 2021 関連ショット

東京2020オリンピックの閉会式は、2021年8月8日(日)、国立競技場で開催されました。大会の正式名称は「東京2020オリンピック競技大会」ですが、実際の開催期間は2021年7月23日から8月8日までです。

開催が1年ずれた理由は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大です。国際オリンピック委員会(IOC)と大会関係者は2020年3月、大会を翌年へ延期する方針を発表しました。延期後も大会名は「東京2020」のまま維持され、競技日程や各種公式資料でもこの名称が使われました。

閉会式が行われた時点でも、感染症対策は大会運営を左右する大きな条件でした。多くの競技会場では一般観客の入場が認められず、閉会式の国立競技場にも通常のオリンピックで見られる観客席の大歓声はありませんでした。

この背景を抜きにして、2021年の閉会式を単純に演出の豪華さだけで評価することはできません。選手や大会関係者が一堂に会すること自体に制約があり、開催都市の人々と大会の熱気を共有することも難しい状況でした。東京大会の閉会式は、スポーツの祭典を終える場であると同時に、パンデミック下で実施された大会を締めくくる節目でもあったのです。

IOCが公開したトーマス・バッハ会長の閉会式スピーチでも、延期された大会を実現するための関係者の努力や、選手が示した連帯と希望が取り上げられました。開催までの経緯を理解すると、式典で繰り返し表現された「共有」や「次の章へ進む」というテーマの意味も見えてきます。

【式典の流れ】2021年の閉会式は何が行われた?主なプログラムを整理

オリンピック閉会式 2021
【画像】オリンピック 閉会式 2021 関連ショット

東京2020閉会式の公式メディアガイドでは、プログラムが複数の場面に分けて紹介されています。開幕を告げる映像と花火から始まり、選手の入場、東京の文化を表現するパフォーマンス、表彰、次回開催都市への引き継ぎ、聖火の消灯へと進む構成でした。

式典の正式なテーマは「Worlds We Share」です。大会公式メディアガイドでは、文化や背景の異なる人々がスポーツを通じてつながり、それぞれの世界を尊重し、共有するという考え方が示されました。新型コロナウイルス感染症によって人々が物理的に離れていた状況も、このテーマを理解するうえで重要です。

主な場面内容注目ポイント
開幕オープニング映像と花火大会の終幕を告げる演出
国旗・選手の入場各国・地域の旗手と選手が登場競技の勝敗を越えて選手が集う場面
東京を表現する演出光や音楽、パフォーマンスによる都市文化の表現「Worlds We Share」のコンセプト
感謝と表彰ギリシャ国歌、男女マラソンの表彰、ボランティアへの感謝など大会を支えた人々と選手の功績をたたえる
パリへの引き継ぎオリンピック旗の引き継ぎとパリ2024の紹介次の大会へ伝統をつなぐ象徴的な儀式
大会の終了関係者のスピーチ、聖火の消灯、花火東京大会の正式な終幕と次の章への移行

選手の入場では、開会式のように各国・地域の代表団が行進する一方、閉会式ならではの雰囲気も見られました。競技を終えた選手たちが集まり、国や競技の違いを越えて交流することが、式典の大切な意味の一つです。

また、東京大会では男女マラソンの表彰式が閉会式に組み込まれました。ワールドアスレティックスの大会日程に関する公式発表によると、男女両方のマラソン表彰をオリンピックの閉会式で実施するのは、オリンピック史上初めてのことでした。大会最終日に札幌で行われた男子マラソンも含め、競技の締めくくりと式典が結び付けられた点は、東京大会の特徴です。

式典の終盤には、東京からパリへオリンピック旗が引き継がれました。東京都知事の小池百合子氏からIOC会長のトーマス・バッハ氏を経て、パリ市長のアンヌ・イダルゴ氏へ旗が渡され、2024年大会への移行が象徴的に示されました。その後、IOC会長が大会の終了を宣言し、聖火が消されて東京大会は幕を閉じました。

【演出と見どころ】「Worlds We Share」に込められた意味と東京らしさ

オリンピック閉会式 2021
【画像】オリンピック 閉会式 2021 関連ショット

2021年の閉会式で中心となったのは、異なる文化や背景を持つ人々が、それぞれの世界を共有するという考え方です。大会公式メディアガイドでは、「Worlds」を単数の「World」ではなく複数形にした意図について、一人ひとりが異なる世界を生きながら、周囲の人々とそれを共有しているという考え方が説明されています。

演出面で特徴的だったのは、国立競技場を東京の公園のような空間に見立てたことです。光の演出、音楽、ダンス、ストリートパフォーマンスなどを通じて、東京の都市生活や文化を表現しました。競技場を単なるスポーツ施設ではなく、人々が集まり、時間を共有する場所として描いた点に、式典のコンセプトが反映されています。

日本文化を感じさせる場面も盛り込まれました。太鼓や日本の民謡を取り入れたパフォーマンスは、開催国の文化を紹介する役割を担いました。オリンピックの閉会式では、開催都市が自国や地域の特色を示す一方、国際大会としての共通の儀礼も守る必要があります。東京大会も、その両方を組み合わせた構成でした。

もう一つの見どころは、パリ2024への引き継ぎです。閉会式は過去の大会を振り返るだけではなく、次の開催都市を世界に紹介する機会でもあります。東京大会では、フランス国歌とフランス国旗の掲揚に続き、パリの文化や次回大会への期待を伝える演出が用意されました。

ただし、閉会式をすべて娯楽的なショーとして捉えると、本来の役割を見落とします。選手や大会関係者への感謝、国旗や五輪旗の取り扱い、正式なスピーチ、聖火の消灯など、式典には欠かせない儀礼があります。東京大会の演出は、こうした共通の枠組みの中で開催都市らしさを表現したものでした。

【オリンピック憲章とIOC規定】閉会式の進行や演出はどこまで決められている?

オリンピックの開会式と閉会式は、開催都市が自由に内容を決められるイベントではありません。IOCが定めるオリンピック憲章とIOCプロトコル・ガイドに従って実施することが求められ、式典のシナリオや日程、プログラムなどについてもIOCの事前承認が必要です。

IOCが公開しているオリンピック憲章の式典に関する規定では、開会式と閉会式はIOCプロトコル・ガイドに厳密に従って行うこと、すべての式典についてシナリオ、日程、プログラムの内容と詳細を事前にIOCへ提出し、承認を受けることが定められています。

ここで重要なのは、演出のすべてが憲章の条文に細かく書かれているわけではないという点です。憲章やプロトコルが定めるのは、式典を成立させるための基本的な枠組みや儀礼です。その枠組みを守りながら、開催都市や大会組織委員会が文化的な演出を企画し、IOCの承認を得て実施します。

例えば、開催都市独自の音楽やダンス、映像、舞台装置などは大会ごとに異なります。一方で、オリンピック旗の引き継ぎや大会終了の宣言、聖火の消灯などは、オリンピックの継続性を示す重要な儀礼です。開催都市の創造性と国際大会としての統一性を両立させることが、式典運営の基本となります。

また、開会式と閉会式では、式典の役割に応じて手続きも異なります。開会式では開催国の国家元首が大会の開会を宣言します。閉会式ではIOC会長が大会の終了を宣言し、次回大会への引き継ぎなどを経て、現在の大会が正式に終了します。

表彰式もオリンピックの公式儀礼に含まれますが、競技の順位に応じてメダルを授与することが中心です。式典ごとに目的が違うため、同じプロトコルの枠組みを持っていても、進行や必要な要素は同一ではありません。

【開会式・閉会式・表彰式の違い】目的と儀礼を比較

オリンピックの式典を理解するうえで混同しやすいのが、開会式、閉会式、表彰式の違いです。いずれも大会の公式行事ですが、果たす役割はそれぞれ異なります。

開会式は大会の始まりを世界に示す式典です。開催国の文化や大会の理念を伝え、選手団の入場や国旗掲揚などを通じて、競技開始への期待を高めます。これに対して閉会式は、大会全体を締めくくり、選手や関係者への感謝を表し、次の開催都市へとオリンピックの伝統をつなぐ役割を担います。

表彰式は、個々の競技結果を公式にたたえる場です。競技で優れた成績を収めた選手にメダルを授与し、国旗掲揚や国歌演奏などを通じて、その功績を称賛します。原則として各競技の終了後に行われますが、東京2020では男女マラソンの表彰が閉会式の中に組み込まれました。

歴代のオリンピック閉会式を振り返っても、開催都市独自の文化表現と、旗の引き継ぎや大会終了の宣言などの共通要素が組み合わされています。演出の内容は開催国によって変化しますが、式典の基本的な役割は継承されています。

東京大会では、無観客開催という特殊な環境の中で、選手の入場やパフォーマンスを通じて一体感を表現しようとしました。閉会式を開会式の単なる反復と考えるのではなく、競技を終えた選手たちをたたえ、次の大会へつなぐための別個の式典として捉えることが大切です。

【2021年閉会式の評判】評価された点と課題をどう見るべきか

東京2020の閉会式に対する評価は、一様ではありませんでした。海外メディアの報道を見ても、選手たちが集う場面や東京らしい演出を肯定的に捉える見方がある一方、演出の抑制された印象や、大会を取り巻く社会的な状況に注目する論評もありました。

日本タイムズの2021年8月8日付の報道は、閉会式について、開会式よりも祝祭的な雰囲気が感じられたと伝えています。選手が競技を終えて集まり、音楽やパフォーマンスに合わせて交流する姿は、大会の終わりを祝う場面として受け止められました。

一方、ロイター通信の報道では、パンデミックの影響を受けた大会の性格が閉会式にも表れたと分析されています。無観客の会場、感染症対策、開催をめぐる国内の議論などは、式典の印象を左右する背景となりました。演出だけを切り離して評価するのではなく、開催環境も踏まえて受け止める必要があります。

BBCの報道も、延期された大会が観客を入れずに実施されたという異例の状況を強調しました。選手たちが世界各地から集まった一方で、一般観客が会場で大会を体験する機会は大きく制限されました。この制約は、オリンピックが持つ祝祭性や開催都市と観客の一体感にも影響しました。

東京大会の閉会式を評価する際には、少なくとも三つの観点を分けると理解しやすくなります。一つ目は、音楽や映像、舞台構成といった演出そのものの完成度。二つ目は、選手や大会関係者への感謝を伝える式典としての役割。三つ目は、無観客開催や延期という特殊な条件下で、どこまで大会の一体感を表現できたかという点です。

この三つは必ずしも同じ評価にはなりません。演出に物足りなさを感じる人がいても、選手の入場や次回大会への引き継ぎに意味を見いだすことはできます。反対に、式典の意義を認めることと、演出の内容を全面的に高く評価することも別です。報道各社の論評を比較するときは、何を評価対象としているのかを見極めることが重要です。

【オリンピック閉会式2021】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2021年のオリンピック閉会式はいつ、どこで開催されましたか?
A1:2021年8月8日(日)、東京都の国立競技場で開催されました。東京2020オリンピックは新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期されましたが、大会名は「東京2020」のまま維持されました。

Q2:2021年の閉会式で特に注目された演出は何ですか?
A2:「Worlds We Share」をテーマにした東京らしいパフォーマンス、選手の入場、男女マラソンの表彰式、パリ2024へのオリンピック旗の引き継ぎ、聖火の消灯などが主な見どころでした。

Q3:オリンピックの閉会式は、開催都市が自由に演出できるのですか?
A3:開催都市独自の文化や芸術を取り入れることはできますが、式典はオリンピック憲章とIOCプロトコル・ガイドに従う必要があります。シナリオ、日程、プログラムなどの内容と詳細は、IOCへ事前に提出して承認を受けなければなりません。

Q4:閉会式と表彰式は何が違いますか?
A4:閉会式は大会全体を正式に締めくくり、選手への感謝や次回開催都市への引き継ぎなどを行う式典です。表彰式は個々の競技で優れた成績を収めた選手にメダルを授与する場です。東京2020では、男女マラソンの表彰式が閉会式の中で実施されました。

Q5:東京2020の閉会式は、なぜ無観客だったのですか?
A5:新型コロナウイルス感染症への対策として、東京大会では多くの競技会場で一般観客の入場が認められませんでした。閉会式もその影響を受け、選手や関係者を中心とした式典になりました。

まとめ:東京2020閉会式から読み解くオリンピックの役割

2021年8月8日に開催された東京2020オリンピック閉会式は、延期と無観客開催という異例の条件を経て、スポーツの祭典を締めくくった式典でした。「Worlds We Share」というテーマには、異なる文化や背景を持つ人々がスポーツを通じてつながり、それぞれの世界を共有するという考え方が込められていました。

式典の流れを振り返ると、選手の入場や文化的なパフォーマンスだけでなく、男女マラソンの表彰、ボランティアへの感謝、パリへの五輪旗の引き継ぎ、聖火の消灯など、閉会式が担う複数の役割が見えてきます。開会式が大会の始まりを宣言する場であるのに対し、閉会式は競技の成果を振り返り、次の大会へと伝統をつなぐ場です。

また、式典の内容は開催都市だけで決められるわけではありません。オリンピック憲章とIOCプロトコル・ガイドが基本的な枠組みを定め、IOCの事前承認を受けたうえで、開催都市独自の文化や演出が組み込まれます。自由な表現と国際的な儀礼の両立が、オリンピックの式典を支えています。

2021年の閉会式を振り返るときは、演出への好みだけでなく、開催された背景、選手への敬意、国際大会としての儀礼、次回大会への継承という四つの視点を持つことが大切です。それぞれを切り分けて見ることで、東京大会の閉会式が果たした役割と、オリンピックが大会ごとに受け継いできた価値を、より立体的に理解できます。 (出典: オリンピック 閉会式 2021(Yahoo!ニュース))

関連フォトギャラリー

オリンピック閉会式 2021

オリンピック閉会式 2021

オリンピック閉会式 2021

オリンピック閉会式 2021

この記事をシェアする:
松本 陽菜 (Hina Matsumoto)

松本 陽菜 (Hina Matsumoto)

Webライター

SEOライティングとマーケティング戦略の専門家。分かりやすい解説記事で定評があります。

この著者の記事一覧を見る

あわせて読みたい記事